斎藤学さん(コーヒーとカレーの店 MERB店主)
旭川東高等学校の前にあり地元の方に親しまれてきた老舗カレー店「米々亭」。多くのファンに惜しまれつつその暖簾を下ろしましたが、長年、厨房でその味を守り続けてきた斎藤さんが、道の駅とうま横にあったラーメン店を改修し、「コーヒーとカレーの店MERB」として新たなスタートを切りました。「あの味が当麻で食べれる」と大人気。店舗の改修には「とうまのお店元気事業」を活用しています。
※「とうまのお店元気事業」は現在、事業内容を拡大し、当麻町商工業振興補助金のメニューに含まれています。
ラーメン店だった店舗を改修
Q:「起業は、米々亭閉店時から決めていたのですか?」
A:「暖簾を下ろしたときは他の仕事を探そうと思っていました。長年厨房を守ってきた立場として“この味を守る責任があるのでは?”と思っていたのですが、起業にはお金が掛かるので…。」
店の前にはスパイスの香りが漂う
Q:「起業を決断したきっかけは?」
A:「現在の店舗でお店をやらないか?と声を掛けていただいたことと、当麻町から補助金で応援していただいたことです。店舗と補助金が無かったら起業できませんでした。」
店主の斎藤さん
Q:「もしかしたらあの名店の味は無くなっていたのかもしれないですね?」
A:「そう思います。嬉しいことに今でも米々亭時代の常連さんが足を運んでくれるんですよ。」