まさ屋旅館
当麻駅と歩み続ける老舗旅館
当麻駅前にある「まさ屋旅館」は大正13年開業。3代目の廣瀬一布さんと女将の智子さんが親子で切り盛りしている老舗旅館です。初代、2代目と女将が取り仕切っていますが、初代のご主人は屋根葺き工を営んでおり、柾葺き屋根の“柾”が旅館の名称由来になっています。
開業当初のまさ屋旅館
戦時中は陸軍幹部の休憩所として使われていたこともありました。戦後は進駐軍が留まったことも。流通の拠点である駅の近くの宿泊所のため、多くの人が利用していました。
開業当初のままの手すり
現在は2代目の建物ですが、開業当時の雰囲気を垣間見ることができます。客間へ続く階段は手すりを含めて、初代旅館のものを移築。玄関上にある看板も開業当初のものを使用しています。
畳でゆっくりできる客間
現在、宿泊客で多いのは工事などで長期滞在する方。稀に家族連れなどの旅行客もいらっしゃるそうです。
老舗旅館らしい部屋の名前
開業当時からの看板
住所
当麻町4条南3丁目7番14号
電話
0166-84-2029