「自分の時間」  佐伯 智子 (4東2)

 8月の仕事の休みを利用して、友人が行う「プリザーブドフラワー」を体験してきました。
 場所は彼女の自宅。ママ友達5人を引き連れ、ワクワクドキドキしながら中に入りました。部屋のあちこちには、彼女が作った作品が飾られていて、思わず見とれてしまうほど。早速、私達も彼女の指導のもと、リース作りを始めました。
 作り方はとっても簡単。リースに加工した花(生花に色と薬を混ぜた液をつけ、乾かしたもの)を飾り付けていくのですが、花のバランスや色合いを考えながら行うと、意外と難しいものです。
 あれこれ悩みながら、時には自分のセンスの無さを悔やみながらも、みんなと会話しながらの作業はとても楽しく、あっという間に出来上がりました。
出来栄えはというと…まぁ初めてにしては、まずまずかなぁ…と自分では思っているのですが…(笑)
 完成したみんなの作品は、その人のカラー(個性)が出ていて、どれもステキな作品に仕上がりました。その後もどこに飾ろうか…なんて話したりして…。
 普段、子育てや仕事をしていると、毎日の生活におわれ、なかなか自分の時間が持てないものです。子どもを寝かしつけてから…と思っていても、一緒に寝てしまったり…。
 今回は、私にとって久しぶりに良い息抜きになり、こういう時間の大切さを改めて感じました。今後も、自分の時間を大切にしながら、子育てや仕事も頑張っていきたいと思います。

(2008年10月号・広報とうま掲載文より・第26回エッセー)