「二人のエンジェル」髙沢靖志さん(3西3)
「パパ大好きー!!」、棒読みであるが言ってもらえると嬉しいもの、いつまでそう言ってもらえるのだろうか。
私には二人の娘がいます。今年から幼稚園に入園する、私の分身ともいえる顔立ちで最近人見知りする長女、先月一歳の誕生日を迎え、かわいらしい笑い声と夜泣きのハーモニーを奏でる次女。自分の子どもって本当にかわいいなと感じる今日この頃である。
ここからは親バカの独り言だと思って読んでいただければと思う。
先日、家族で焼肉店に行った時のこと。長女、「お肉おいしいね、これはパパの好きな鶏肉?」、「それはサガリっていう牛肉だよ。」、再びお肉を食す娘、「おサガリ、おいしいね。」苦笑。サガリの丁寧語…。「お下がり」はあなたがたまに着ている服であります。長女はすっかり口も達者になり、会話が一丁前ですがそこにかわいらしさがあり、つい頬が緩んでしまいます。
次女はというと、私の大切なホームシアターのスピーカーを破壊しても許され、その容姿と行動を見ているだけで幸せな気持ちになります。と、娘にデレデレではあるが時には厳しく叱ったりもする。叱れば泣きながらすがりついて来るが許さない。はずがチワワのようなつぶらな瞳で見つめられると許してしまう。
そんな私であるが最近、正しい子育てが出来ているかなどと考えることがある。私が出した答え、「私の親が接してくれたように、私の子どもにも接しよう。」である。
私も社会に出て十数年が経ったが、人生楽しく過ごしているつもりである。今の自分があるのは、自分の親の子育ての結果であり、それこそが正しい子育てであったと思う。私は今、自分の親にこう思う。「育ててくれてありがとう!」。将来、自分の子どもにもそう思ってもらえることが出来れば、きっと正しい子育てが出来たと私自身感じられるのではないかと思う。
(2016年4月号・広報とうま掲載文より・第108回エッセー)
私には二人の娘がいます。今年から幼稚園に入園する、私の分身ともいえる顔立ちで最近人見知りする長女、先月一歳の誕生日を迎え、かわいらしい笑い声と夜泣きのハーモニーを奏でる次女。自分の子どもって本当にかわいいなと感じる今日この頃である。
ここからは親バカの独り言だと思って読んでいただければと思う。
先日、家族で焼肉店に行った時のこと。長女、「お肉おいしいね、これはパパの好きな鶏肉?」、「それはサガリっていう牛肉だよ。」、再びお肉を食す娘、「おサガリ、おいしいね。」苦笑。サガリの丁寧語…。「お下がり」はあなたがたまに着ている服であります。長女はすっかり口も達者になり、会話が一丁前ですがそこにかわいらしさがあり、つい頬が緩んでしまいます。
次女はというと、私の大切なホームシアターのスピーカーを破壊しても許され、その容姿と行動を見ているだけで幸せな気持ちになります。と、娘にデレデレではあるが時には厳しく叱ったりもする。叱れば泣きながらすがりついて来るが許さない。はずがチワワのようなつぶらな瞳で見つめられると許してしまう。
そんな私であるが最近、正しい子育てが出来ているかなどと考えることがある。私が出した答え、「私の親が接してくれたように、私の子どもにも接しよう。」である。
私も社会に出て十数年が経ったが、人生楽しく過ごしているつもりである。今の自分があるのは、自分の親の子育ての結果であり、それこそが正しい子育てであったと思う。私は今、自分の親にこう思う。「育ててくれてありがとう!」。将来、自分の子どもにもそう思ってもらえることが出来れば、きっと正しい子育てが出来たと私自身感じられるのではないかと思う。
(2016年4月号・広報とうま掲載文より・第108回エッセー)