「出逢い」天野好博さん(4東2)

 私は、生まれも育ちも当麻で、もう半世紀近く経ちます。今までの一番の出逢いは、今も続いてるダンスで、ヒップホップが主体で色々イベントで踊ってます。もう6年、サークルで活動していて、同時にサークルもできてから6年経ちます。その時からの先生が、今もダンスを教えてくれています。ダンスの楽しさや体の使い方、ストレッチからの基礎的なレッスンと曲振りをレッスンしてもらってます。ただ何となくやってみようとやり始めたダンスでしたが、これがはまってしまい、やめられないです。一曲できた時の達成感もありますし、先生も前向きな方で、走り出したら止まらない感じですが、時にはやさしく、時には厳しくメリハリがあり、私も習ってる子供達も大好きです。
 ステージイベントや舞台にも出さしてもらい、子供達共々、日々成長してきていてダンスの先生に出逢わなければ4年前の蟠龍隊の復活も無かったと思います。ちょうどダンスを始めて間もなく、先生から「私は龍を使って舞台がしたい」と夢があり、祭りを見て「どうしてもやりたい、実現したい」と思ったことを聞いたとき、私も元蟠龍隊でしたので、元蟠龍隊の方々に連絡をとり、良い返事をもらい蟠龍隊再結成となり、4年前の3月舞台、8月の蟠龍まつりから3年ぶりに踊りました。
 新旧隊員の人々が集って、一つの隊ができた事は素晴らしいし、ダンスの先生には心から感謝しています。やはり人と人との出逢いで、こんなに人を動かし、人をやる気にさせるんだと思いますし、人間は努力すれば報われる事は本当にあると思いました。

(2015年11月号・広報とうま掲載文より・第104回エッセー)