「龍が如く」内田智貴さん(4西3)
稚内から当麻に移り住み、早いもので9年目になります。最北の海の町で、風が強く冷涼な気候で過ごした感覚が未だ離れず、浜言葉の抑揚が出てしまうこと、何故か夏の暑い日でも長袖を着てしまう癖がでてしまい、中々抜けません。
当麻の自然の良さや魅力は、前号で先輩の横井真順さんも紹介されていました。当麻山周辺や私の職場であるかたるべの森といった、素晴らしい森林環境が身近にあり、この町で生活できることを嬉しく、誇りに思っています。
また当麻での日々の仕事や暮らしの中で、公私共にお世話になっている町の同世代の人々の中に、私が旭川出身ということもあり、小中高生の時期に既知の間柄であった、ご兄妹と同窓である、共通の友人がいる等の方もおり、地元のような安心感と親しみを持つことが出来、日頃より感謝しております。その出会いと合わせて、豊かな心を育む当麻町のまちづくりを盛り上げさらに良くしていこうという志と信念を持って活動している多くの仲間とある活動を通して知り合い、繋がり合えたことも、私にとって大きな財産です。
その活動とは、最近のお祭で新龍のお披露目も果たした、当麻町の伝統芸団「蟠龍隊」の活動です。5年前、BROWNで池沢副隊長に「一緒にやりませんか。」と声をかけて頂いたのがきっかけで職場の仲間と共に参加することになりました。この当時、私は障がい福祉に係る支援や業務外の地域活動への参画や町民の方とのつながりは正直希薄でしたので、正に転機でした。
現在、農業、商業、福祉、消防、教育、役場など町の様々な職種の若手からベテランの方が隊員として加わっています。10人がチーム一体となって龍踊り演舞を行う芸の存在意義と町のシンボルを背負う気迫を感じさせてくれます。毎年初夏から始まる練習や公演を通して、隊の仲間との絆を深めてきました。長谷川隊長はじめ隊員の皆さん、楽器の子どもの皆さん、いつもありがとうございます。
これからも、当麻の龍が如く、町を想う志を一にするこの繋がりと培われた混成のチームワークを大切にし、当麻の町から受けた今までのご恩と感謝の気持ちを演舞に込めて、これからも活動を続けたいと思います。
(2015年9月号・広報とうま掲載文より・第102回エッセー)
当麻の自然の良さや魅力は、前号で先輩の横井真順さんも紹介されていました。当麻山周辺や私の職場であるかたるべの森といった、素晴らしい森林環境が身近にあり、この町で生活できることを嬉しく、誇りに思っています。
また当麻での日々の仕事や暮らしの中で、公私共にお世話になっている町の同世代の人々の中に、私が旭川出身ということもあり、小中高生の時期に既知の間柄であった、ご兄妹と同窓である、共通の友人がいる等の方もおり、地元のような安心感と親しみを持つことが出来、日頃より感謝しております。その出会いと合わせて、豊かな心を育む当麻町のまちづくりを盛り上げさらに良くしていこうという志と信念を持って活動している多くの仲間とある活動を通して知り合い、繋がり合えたことも、私にとって大きな財産です。
その活動とは、最近のお祭で新龍のお披露目も果たした、当麻町の伝統芸団「蟠龍隊」の活動です。5年前、BROWNで池沢副隊長に「一緒にやりませんか。」と声をかけて頂いたのがきっかけで職場の仲間と共に参加することになりました。この当時、私は障がい福祉に係る支援や業務外の地域活動への参画や町民の方とのつながりは正直希薄でしたので、正に転機でした。
現在、農業、商業、福祉、消防、教育、役場など町の様々な職種の若手からベテランの方が隊員として加わっています。10人がチーム一体となって龍踊り演舞を行う芸の存在意義と町のシンボルを背負う気迫を感じさせてくれます。毎年初夏から始まる練習や公演を通して、隊の仲間との絆を深めてきました。長谷川隊長はじめ隊員の皆さん、楽器の子どもの皆さん、いつもありがとうございます。
これからも、当麻の龍が如く、町を想う志を一にするこの繋がりと培われた混成のチームワークを大切にし、当麻の町から受けた今までのご恩と感謝の気持ちを演舞に込めて、これからも活動を続けたいと思います。
(2015年9月号・広報とうま掲載文より・第102回エッセー)