「金融教育 」 小林克範さん(3東3)
最近、「金融教育」が注目されているそうです。
金融教育とは、単にお金の使い方だけでなく、金融サービスの活用方法、職業観の醸成、金融犯罪からどう身を守るのかなど「お金」を切り口に生きるため必要な知識を養う教育を言います。
自分自身の過去を振り返ってみると、家庭や学校で「お金」に関する事を詳しく学んだ記憶はなく、知識や心構えがないまま社会にでて、多少の失敗もしながら「お金」を扱ってきたと思います。
日本で金融教育が進まなかった理由として、「お金のことを口にするのは卑しいこと」という価値観が根強いことなどが原因のひとつと言われています。
少子高齢化や人口減少が進む今の日本において、終身雇用制度が揺らぎ、預金は低金利、現行の公的年金制度の維持が難しくなっており、ますます将来が見通せない世の中になってきています。
また、社会や経済環境が複雑化しており、ネットショッピング、電子マネーの利用、スマホ決済サービスなどキャッシュレス化が急速に進む一方、投資信託、仮想通貨、NISA、iDeCoなど数多くの金融商品・制度が出てきています。
このように社会環境が急速に変化し複雑化している現代では、若いうちから正しい金銭感覚や知識を身に着け、「お金」と上手に付き合っていくことがより大切になっていくのではないでしょうか。
先日読んだ「金融教育」に関する本の中で、子供の金銭感覚を養う第一歩として、住宅ローン残高や手取り収入など家計について話してみることとのことでした。
賛否両論あるかもしれませんが、タブー視せず「お金」と向き合っていくことが大切だと思い、早速我が家の小5の息子と話し合い、第一歩を踏み出そうと思っています。
(2019年2月号・広報とうま掲載文より・第139回エッセー)
金融教育とは、単にお金の使い方だけでなく、金融サービスの活用方法、職業観の醸成、金融犯罪からどう身を守るのかなど「お金」を切り口に生きるため必要な知識を養う教育を言います。
自分自身の過去を振り返ってみると、家庭や学校で「お金」に関する事を詳しく学んだ記憶はなく、知識や心構えがないまま社会にでて、多少の失敗もしながら「お金」を扱ってきたと思います。
日本で金融教育が進まなかった理由として、「お金のことを口にするのは卑しいこと」という価値観が根強いことなどが原因のひとつと言われています。
少子高齢化や人口減少が進む今の日本において、終身雇用制度が揺らぎ、預金は低金利、現行の公的年金制度の維持が難しくなっており、ますます将来が見通せない世の中になってきています。
また、社会や経済環境が複雑化しており、ネットショッピング、電子マネーの利用、スマホ決済サービスなどキャッシュレス化が急速に進む一方、投資信託、仮想通貨、NISA、iDeCoなど数多くの金融商品・制度が出てきています。
このように社会環境が急速に変化し複雑化している現代では、若いうちから正しい金銭感覚や知識を身に着け、「お金」と上手に付き合っていくことがより大切になっていくのではないでしょうか。
先日読んだ「金融教育」に関する本の中で、子供の金銭感覚を養う第一歩として、住宅ローン残高や手取り収入など家計について話してみることとのことでした。
賛否両論あるかもしれませんが、タブー視せず「お金」と向き合っていくことが大切だと思い、早速我が家の小5の息子と話し合い、第一歩を踏み出そうと思っています。
(2019年2月号・広報とうま掲載文より・第139回エッセー)