「インディージョーンズ」 古田麻代さん(4東2)

 私は小学生の頃からインディージョーンズに憧れていた。それは、今も変わらずだ。
なぜ、インディージョーンズに憧れていたかというと、インディーみたいに洞窟や遺跡などをワクワクドキドキ冒険したかったから。どうしたらそんな風に冒険ができるのかといつも考えていた。
当麻町内でインディーになりきった場所といえば、鍾乳洞やアスレチックだった。鍾乳洞に入れば、洞窟の先はもっと凄いところがあるのかもしれないとか、財宝が眠っているのではないかとか色々想像してワクワクしていたのを覚えている。とういうか今もですが。アスレチックにいたっては、インディー気分にどっぷりと浸ることのできる特別な場所だった。今も子ども達と一緒に行くのだが、大人になるともう少しスリルが欲しくなる(笑)。いつか大人のアスレチックができるのではないかとワクワク待ってみる。そんな期待を持ちながら今年もインディー妄想に足を運んでみるとしよう。
私のインディーへの憧れは「冒険」することへの憧れでもある。それを実現するべく、今は北海道ダーツの旅をしている。次はどこにダーツが刺さるのか楽しみだ。これから先も、自分の好きやワクワクを素直に表現して行動していける人になりたい。それが私にとっては凄く大切な事で、子育てにも大切な事のように思う。だから、子どもの好きやワクワクも大切にしたい。そして、「冒険」しながら成長していった先には子ども達にとってのキラキラ輝く宝物が見つかるのだと信じている。
さて、子どもと共にお宝探しの旅へ出よう。

(2018年3月号・広報とうま掲載文より・第129回エッセー)