「頑張れ 島津亜矢さん」(平成21年6月号掲載)

 昨年に引き続き、先日、島津亜矢さんのコンサートに足を運ばせていただいた。昨年同様、島津さんの熱唱に心揺さぶられるひと時であった。
 演歌歌手のコンサートは縁遠かった私であるが、島津亜矢さんは別格である。島津さんとお会いできたのは、日高晤郎ショーを通じてである。熊本出身で、県の特産である ”スイカ” が大好物との話をお伺いし、日本一のスイカ ”でんすけすいか” を賞味いただいた。
 後日、いただいたお手紙が嬉しかった。
 『コンサートから今日戻りました。驚きました。あの夢のでんすけすいかが!!ありがとうございます。嬉しいです。早速いただきます』 『今回は、大変おいしいトマトジュースをいただき、心よりお礼申し上げます。毎朝いただいています。健康が大事な私に取りまして、とってもありがたく感謝です』。 島津亜矢さんと、お手紙やお電話で接するごとに、私は見習う点大である。
 芸能人にはめずらしく(?)、礼を重んじ、人の心の痛みが分かる素晴らしい女性である。失礼だが、テレビで拝見するより背は高く、とってもチャーミングである(ご本人もそうおっしゃるので間違いないと思う)。
 コンサートの翌日、ご多忙の中お電話を頂(ちょう)だいした。
 『昨日はゆっくり挨拶できず失礼した。コンサートに来てくれたお礼を申し上げたい』との電話であった。そのお心くばりに改めて驚く。お名前が売れても、地位が上がってもその姿勢は変わることなく……大切なことである。
 13歳で上京し、数々の試練を乗り越えられ、本年デビュー24年目だそうである。ご苦労の数だけ島津さんを大きくしたことと思う。お姿を拝見するたびに、お手紙やお電話をいただくたびに、その思いは強くなってくる。私にとって島津亜矢さんのコンサートは、心を洗い直す時間でもある。
 標題に、『頑張れ 島津亜矢さん』と書かせていただいた。頑張れとは、人に言うセリフではないと聞かされている。一生懸命努力している者が、自分を励ます言葉で、他人に言われる筋合いはないことも承知している。でも、あえて声を大きくして言いたい。
頑張れ!!島津亜矢さん

(平成21年6月号・広報とうま掲載コーナー・第74回随筆)